まだコロナ禍ではありますが、当社は、お客様の市場変化にスピーディーに順応し、そして地域の活性に少しでも貢献するという2つの役割を果たすべく、今期に入り増床＆増員を進めているところですが、先月末7/27にFab2増設の起工式を執り行いました。

今回の増設はFab2構想当時から計画していたことになりますが、COVID-19の影響により社会における私たちの暮らし方は急激に変化、この変化に伴い半導体の需要は過多・供給不足に陥り、今、半導体製造装置の需要も昨年の見通しに対し、急速に伸張している状況にあります。当社は、この生産増のニーズにフレキシブルに応えるべく、コロナ禍で見通しの掴めないリスクも潜在しますがFab2増床を進めることを決定しました。年内の竣工を目指します。

Fab2は以前ご紹介している自社開発ロボットが製造の一部を担っている生産現場ですが、今回の増床を機に、物理的なロボットによるスマート化に加え、先日ご紹介したRPA化、また当社が得意とするIoT・AI化を手段とした製造現場の自動化・省力化システムの開発ならびにPoC（Proof of Concept）を推進していく計画です。

得られた検証結果は、下期に計画している新棟のスマート化、そして掲げているMissionである【01】World Fabサポート、【02】次世代スマート生産エコシステム創造へと繋げていきます。アフターコロナにおけるニューノーマルな世界でも活躍できる企業となるために。