今年も7～9月にかけて夏季インターンシップを開催しました。今夏、マイスティアのインターンシップでは7つのコースを用意し、多くの学生さんにご参加いただきましたので、2つのコースについて紹介したいと思います。

例年人気で今夏は開催日と定員を増やしたスマート水産現場体感コースでは、今年も協創パートナーである深川水産社にご協力いただいて、社会実装をしている現場に赴き、その本質に触れる漁場体験からスタート！（前半の様子は、こちらをご覧ください。）

カリキュラム後半では、実際に現場を訪ねて認知した課題を解決するシステムを学生さん自ら開発。「回したいモータが回らない」、「音がうまく鳴らない」など思うように動かないシステムに悪戦苦闘しながらもチームで情報を整理し、協力し合って完成を目指しました。苦労した分、意図通りに動いた時に得られた喜びや感動は、より大きなものとなっていたようです。

開発を終えて成果を披露する場面では、最初、緊張した様子もありましたが、次第に緊張もほぐれ、自分たちが開発したシステムを堂々と紹介。プレゼン後のQAタイムでは、深川水産社から実際に導入するにあたっての懸念点やコスト面にも質問がおよび、たじたじになる場面もありましたが、学生生活では学ぶことができない多くのことに気付かされていた様子でした。

また、去年開所したロボットソリューションセンター・Fab3ではメカトロニクス開発コースを催行。“スマート生産システム”の一連の企画～商品開発の流れを体験してもらうために学生さん主体のディスカッションからスタート！はじめは、ポツポツと意見が出る程度でしたが、終盤になるにつれ、活発な議論が繰り広げられていました。

こちらもカリキュラム後半では、ラダープログラミングを用いたロボット制御を経験。前半のカリキュラムで学んだ新たな知見も活かしつつ自動搬送装置を模したセンサ＆モータ実習機の制御に取り組みました。カリキュラムの途中にはラダープログラミングが未経験な方でも安心して参加してもらえるように勉強会の時間を設け、先輩社員が学生さんたちのスキルレベルに合わせて開発に必要な知識やテクニックをレクチャしていきます。

今回はラダープログラミング未経験の学生さんがほとんどだったのですが、カリキュラム終盤ではバリバリとロボット制御を行っている様子も伺え、感心するとともに誇らしくなりました♪（これは先輩社員の教え方が上手かった訳ではなく、学生さんたちの吸収力が素晴らしかったのだと思います！）

今夏も濃密でタフな5日間を乗り越えた学生さんたちの達成感に満ち溢れた姿を目にすることができ、私たちも喜びと達成感を感じることができました♬今回のインターンシップを通して、社会人になるイメージ、そしてマイスティアの雰囲気を感じていただけたら幸いです。

そして、冬のインターンシップは、さらにパワーアップしたコースを企画して、経験、未経験を問わず、興味のある皆さんのエントリーをお待ちしています！皆さんにお会いできる日を思い浮かべながら冬の企画がんばります！