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News Column
Mar 08. 2022 w : meistier
マイスティアでは、製造装置や精密測定機器の企画開発、製造販売、また、IoTやAIを組み込んだシステム開発事業を展開していますので、いわゆる、工業系の企業イメージを持たれる方が多いかと思いますが、インターンシップのNewsでも時々登場する「次世代水産養殖システム」を熊本から生み出したいと、2017年から天草市のクリエーションWEB PLANNING(CWP)社、深川水産社と協創活動を進めています。
システム実装を前に水産@深川水産x工業@マイスティアの若手で船上ミーティング
この活動は、当社が掲げるVision、そして来たるタンパク質クライシスを念頭に、長年マイスティアで培って来たテクノロジーやノウハウを長期視点で地元熊本の特長ある異分野産業に役立てられないか?との想いに端を発し、自然環境や規制など、取り組み始めてからいくつもの壁にぶつかっていますが、歩みを止めることなく、今も開発を進めています。
協創をスタートした時、マイスティアには当然の如く水産に対する知識や知見はありませんでしたが、共に活動する機会を与え続けて貰っていることで最近は魚の生態も少しだけ分かるようになってきた、と思っています。ホントです(笑)
この水産&地元への貢献は、元々長期視点で考えているのですが、そんな次代に向けたシステム開発を進めている過程で2018年に3名の若い研究者に出逢い、その目標に共感。CWP社と協力して取り組み始めた“底質環境リアルタイムモニタリング“のシステム開発概況が環境活動として「月間養殖ビジネス3月号」で紹介されました。
【環境活動協同メンバ】
伊藤 克敏氏 水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門環境保全部 主任研究員
伊藤 真奈氏 水産研究・教育機構 水産技術研究所 環境・応用部門環境保全部 研究員
中村 龍平氏 理化学研究所 環境資源科学研究センター 生体機能触媒研究チーム チームリーダー
東京工業大学 地球生命研究所 教授
国立水研・伊藤克敏主任研究員と共に底質環境モニタリングシステムを実装中
そして、この活動は、今、内閣府が推進する“ムーンショット型研究開発制度”の「地球規模の食料問題の解決と人類の宇宙進出に向けた昆虫が支える循環型食料生産システムの開発」、サブプロジェクト3「昆虫由来水産・畜産飼料開発」に2021年に継承され、マイスティアは協力機関としてプロジェクトに協力させて貰っています。
次代を担う地域の子供達の社会学習で未来の新たな職業像を説明 in 協創拠点「hav」
“ムーンショット”の言葉が示す通り、活動の成果は2050年になってみないと分かりませんが、未来を想像すること、自らも未来を創造することは可能です。マイスティアがVisionに掲げる「次の世代に誇れる未来」を先ずは熊本から創造していきたいと想っています。
成功するまで続ければ、成功しか有り得ない!
今回ご紹介したSDGsの「2.飢餓をゼロに」「14.海の豊かさを守ろう 」という目標以外にマイスティアでは「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の2つの目標に取り組んでいます。その取り組みについては、またご紹介したいと思います。
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