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ウェアラブルデバイスの価値

Feb 01. 2019 w : meistier

 

ウェアラブルEXPO2019を視察して来ました。

 

曲がる電池、伸縮性のある導電フィルム、ディスプレイ、センサなどウェアラブルデバイスを構成する部品は出揃ってきた感じがします。ちなみに、画像「P-Flex」のようなフレキシブル基板は当社・和水工場でも既に実装可能な状態にあり、色々な可能性を探っています。

 

 

これらの部品を用いたウェアラブルグラス、骨伝導イヤホン、スマートウォッチ、といった“モノ”も多数展示されていましたが、中でも衣料デバイスはモノだけでなく、ストレス・眠気・体調モニタリングのアルゴリズムも含め従業員見守りや健康管理のニーズに対するコト創りが進んでいる印象を受けました。

 

一方、モノ売りの域を抜け出せていないセンサ類も多数。例えば、匂いセンサ。展示では凄そうだったので『何ができるのか?』と尋ねてみると『スマホに搭載してアプリを開発して…』と言う答え。コトには結びついていない様子です。呼気で病気を検知できるようにしますとか言って貰えると可能性が拡がったかもしれませんね。ここは自戒の意を込めて。

 

さて、同時開催されていたオートモーティブワールドに展示されていたLiFiという高速無線ソリューションに興味を持って帰って来ました。

 

 

例えば、このLiFiを使うと水中でも無線通信が可能になります。当社で取り組んでいる水産養殖システムにおいても課題を解決してくれる技術の1つとなる可能性は高いのでPoC(Proof of Concept)開発してみようかと思っています。

 

モノをコトにつなげて価値を創出するために。

 

コ・クリエーション事業部

小沢 直史

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